家族に誘われて参加させていただいた、鍛冶体験の話。
刀剣乱舞ファンだからとか、武道ファンだからとかではなく、主体はマイ家族でございまして、オイラはオマケでございます!オマケでも楽しんで参加してまいりました😆👍️
お邪魔したのは 浅野鍛冶屋 さん。
あの "鬼滅の刃" に出てくる刀剣を再現してみよう!とか、なかなかお目にかかれないような刀の物性試験などの実験くん動画を公開されています。
こちら様で観光客向けの体験コースを開いているのを家族が見つけてまいりました。
じゃん!
こちらから始めます。
ここまでは本職の鍛冶屋さまがご用意してくださいます。
ここから刃の形と柄の形を好きに叩き変えます。体力仕事スタート!
メインの炉
YouTubeで刀剣を鍛えてる動画で見たまんま👀だ!と心の中で興奮したり。
手押しフイゴ(←おじいちゃん;年代別 なので大事に使ってね、と注意されます)でゆっくり火力を調整します。
加熱し過ぎると鉄そのものがバサッと崩壊するそうで、叩く頃合いはハートで "ここだ!" と判るそうです。溶け落ちると言わずに "バサッと" と表現されるあたりに、それを目撃していないオイラにもその瞬間の雰囲気が伝わってくる気がします。ドキドキです。
ともかく初心者は…最初はお手本の色味を目指して…こんな?という色合いで叩いてましたが、見て判断するのは目に悪い…半日やっただけで雪目的な目玉焼きになります。昔の鍛冶職人は片目(&片足)が悪くなってしまうという噂、半日で体感理解できます。恐ろしいですね。ちなみにモタモタしてるとですね、鍛冶師様が遠くからでももう頃合いだよ!と急かしてくださいます。遅いよ!という言葉をぅぐっと飲み込んで、我慢して応対してくださっていたのかもしれません。
ともかく、こんな形かな?ってなるまでひたすら地下深くへ振り抜くつもりで金鎚を振ります…振ります…振ります…ひたすら振ります…形が歪んでくるとやはり鍛冶師様のお助けが入ります。有り難や~🙏
参加者が増えると炉が1つでは間に合わない為、耐火ブロックと扇風機で臨時炉が出動します。👀✨
柄尻も叩きます。
ぐるっと蕨手 (*´︶`*)ンフッ✿カ~ワイイ♪
思って目指した形に叩き延ばしたり曲げたり、めっちゃ体力仕事です。体力的にはここまでの成形課程が一番体力使いました😵 ザ・鍛冶体験といえばやはりこの成形をイメージするので当然といえば当然でしょうか。
鉄は熱いうちに打ちたい、でもだんだん手がしんどくなります。五行思想でいう火剋金の世界、金を剋すのには金鎚も体力も必要でした😵フヒ~
刻印で銘を入れたり刃の形をグラインダーで削り出したりすると、もう使えそうな気がしてきます👀
まだ続きますが、お昼休憩
高校生男子が好きそうな、ざ・スタミナ弁当(ナイスミドルには辛い😁💦)でカロリー補給をしてからもうひと頑張り
いよいよメインイベント、焼き入れ
火焔の色を見極める為、日光を遮るのに戸板で概ね閉め切ります。
焼き入れはもちろん挑戦してもよし、職人さまにお願いしてもよし、なので初めてなのでお願いしました!焼き入れに集中する職人さまを見学するのだけでも貴重な体験です!!👀✨
見学してるだけなのに興奮します!
仕上げ研ぎ
教わった通りに…シャコーシャコー
火剋金とは云いますが、使えるように仕上げるのは金性(砥石)と水性…などと思いを馳せてみたりして。
で、出来ました😆✨ギャース
浅野鍛冶屋さま、誠に有り難うございました!!!!!
後日、腕肩じんわり筋肉痛でございました🤭
YouTubeには七輪の火力でナイフを拵えてしまう動画も紹介されていますので、工程の予習復習もできちゃいます。
更に後日、家族に教わり皮鞘を拵えて
これで完全✨やっと安心🍀
刃物は抜き身じゃ危ないですからね。
柄には古いジーパンの端切れを巻いておりますって、この写真では分からないですね。金属を握るよりは手肌に優しくなります。
どこで使うのかって?
キャンプ…かな…😅